この3泊4日の旅では、必ずやノルマンディーの村々の優しい息吹を感じていただけることでしょう。その中でも最も有名なオンフルールの町は、まさに一見の価値ありです。1944年の連合軍によるノルマンディー上陸作戦の軌跡に触れる、貴重な体験となること間違いありません!
ノルマンディーを満喫したら、ブルターニュへと向かいます。心安らぐ海沿いのリゾート地として有名なサン・マロ観光をお楽しみください。さらに、旅はモン・サン・ミッシェルへと続きます。小高い丘の上にたたずむ、歴史ある大修道院の素晴らしさをどうぞご堪能ください。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の家クロ・リュセ城や、トゥールの趣きある旧市街、シュノンソー城やシュヴェルニー城、シャンボール城といったロワール地方の美しい城の数々も、心ゆくまでお楽しみいただけます。
フランスの文化と歴史を肌で感じることのできる充実の3泊4日となること間違いありません。
木曜日:
パリを出発した観光バスは、お客様をルーアンまでお連れします。ルーアンではまず、歴史博物館を徒歩でご見学となります。その後、ノルマンディー橋からの雄大な眺めをお楽しみいただき、オンフルール観光へと移ります。
オンフルールの町は、ギュスターヴ・クールベやクロード・モネの油絵作品のモデルとなったことで有名です。この趣きのある古い港町にて、ご昼食をおとりいただけます。ノルマンディーをめぐる旅は、そのまま1944年の連合軍によるノルマンディー上陸作戦の舞台となった海岸へと続きます。
連合軍が多大な犠牲を出したオマハ・ビーチには、サン・ローラン墓地が広がっています。平和への願いを胸に静かなひとときをお過ごしください。「死者の庭」 にある巨大な作戦図には、戦闘で亡くなった1557人の兵士の名前が記載されており、一列に並んだ10ほどの四角い墓碑の下には9386人のアメリカ人兵士たちが眠っています。
サン・ローラン墓地を訪れた後は、連合軍のアロマンシュ空母の見学です。その後、カーンへと向かい、ホテルでしばしの間おくつろぎいただいてから、ディナーとなります。
金曜日:
カーンのホテルにてご朝食をおとりいただいた後は、フランスを代表するもうひとつの地方、ブルターニュへと向かいます。到着後は、サン・マロ観光に欠かせない海沿いのリゾート地を始めとして、大聖堂や城壁などをガイドが丁寧にご案内いたします。
この日はサン・マロにて各自でご昼食をお召し上がりください。その後は、再びバスに乗り込み、ブルターニュとノルマンディーが境界を接する場所に位置するモン・サン・ミッシェルへ向けて出発です。モン・サン・ミッシェルの丘の上にたたずむ大修道院まで徒歩で移動したら、ガイドの解説に耳を傾けながら、このゴシック様式の傑作といわれる建造物の素晴らしさをご堪能ください。
心ゆくまでモン・サン・ミッシェルの街並みを散策いただけるよう、自由時間もご用意しております。夕方、お客様を乗せた観光バスは、ホテルのあるアンジェへと向けて出発します。ホテルに着きましたら、ご夕食をゆっくりとご賞味ください。
土曜日:
ホテルでビュッフェ形式の朝食をお楽しみいただいた後は、観光バスに乗って出発です。バスはアンジェ城付近で一時停車しますので、その機会に城の外観をどうぞご覧ください。アンジェに到着後は、ガイドが同行してお客様に中世の城をご案内いたします。
それから、ブドウ栽培で有名なアンボワーズにて各自ご昼食をお召し上がりいただけます。午後は、レオナルド・ダ・ヴィンチが、1516年から1519年に亡くなるまで最後の3年間を過ごしたクロ・リュセ城を訪れます。
その後は、ヴィランドリー城の庭園をご見学ください。庭園は、見晴らしのいいテラスと幾何学模様の装飾庭園、そして菜園の3つの部分からなり、同行するガイドがお客様をご案内いたします。さらに、中世の家が立ち並ぶことで有名なトゥールの旧市街を、ガイドによる案内のもとご散策下さい。
これで、フランス文化の驚くべき豊かさに触れる旅の3日目が終了です。ホテルに戻り、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
日曜日:
午前中は、貴重な美術品コレクションを所蔵するシュノンソー城のガイド付き見学となります。次はシュヴェルニーへと移動し、有名な漫画家エルジェがムーランサール城の創作時にインスピレーションを得たというシュヴェルニー城をご覧いただきます。
現地でのご昼食のあと、午後はロワール地方に存在するお城の中でも、最大の規模を誇るかつての王宮、シャンボール城をご鑑賞ください。ここでもガイドが同行し、城にまつわるエピソードや歴史をご紹介いたします。16時30分頃にシャンボールを発ち、パリへと向かいます。